核兵器の廃絶を願い、北東アジアの非核化をめざす 意見ポスター運動

「非核宣言地帯」の歌//お詫び（非核兵器地帯の地図の出典について） 

		京都の会は、昨年４月の定期総会において、この意見ポスター運動に取り組むことを決定し、今年２月から賛同者を集める呼びかけを行ってきました。その間、シンポジウムの開催や常任世話人会での議論を重ね、この運動の意義について、検討を深めました。 　賛同者は最終的に、６２１人の個人のみなさま（うち、４８人は氏名未公表者を希望）、ならびに、１４２の団体でした。賛同者の内訳に関して特徴的なのは、京都の会の賛同者以外の方々が、圧倒的多数を占められていることです。今回の運動が、文字どおり、広範なみなさんの理解を得られたためだと言って良いと思われます。 　意見ポスターは、関係国の政府に対して、以下の三つの要求を行っています。第一に、日本政府に対して「非核日本宣言」を発するよう求めています。第二に、日本・韓国・北朝鮮の３カ国に対して、相互に核兵器を持たないことを約束する協定の締結を求めています。第三に、米国・ロシア・中国など核兵器保有国に対して、北東アジアでの核兵器の配備や使用を行わないよう、約束することを求めています。第一の要求は、北東アジアの非核化にむけて、日本の責務と目標を明示するものです。第二・第三の要求は、「北東アジア非核兵器地帯条約」構想の核心部分にあたるものです。 　報道によると、北朝鮮は、６月２６日、核開発計画にかかわる申告を「六カ国協議」の議長国・中国に提出しました。北朝鮮の核兵器の廃棄につながる大きな一歩と評価できます。今後、朝鮮半島の完全な非核化に向けて、関係国が誠実に交渉することが望まれます。私たちの草の根の意見ポスター運動も、その一助になると確信します。北東アジアの非核化を実現するため、今回完成させた意見ポスターを、大いに普及し活用するために、引き続いてのご協力をお願いするものです。京都の会では、今回の意見ポスター運動を、近畿地域さらには全国へと拡げていく方法がないかなど、検討を続けたいと考えています。（意見ポスターをご希望の場合には、京都の会の事務局にご連絡ください。まだ若干の余部があります。）

私ども「非核の政府を求める京都の会」は、このたび、核兵器の廃絶を願い、北東アジアの非核化をめざして、以下の三点を掲げる意見ポスター運動を提唱いたしました。 　　�@日本政府に「非核日本宣言」を求めよう。 　　�A日本・韓国・北朝鮮は核兵器をもたないことを協定しよう。 　　�B米露中などに北東アジアでの核兵器の配備・使用の禁止 　　　 を求めよう。 　※�@は北東アジアの非核化にむけて、日本の責務と目標を明示しています。�A�Bは、「北東アジア非核兵器地帯条約」構想の核心です。 　目下、「六カ国協議」において、北東アジアの平和と非核化の道が模索されつつありますが、ここに提唱しました意見ポスター運動は、この六カ国協議に期待されている非核・平和への願いを、大きく推進しようとするものであります。また、北東アジアにおける不協和音やトラブルによって、日本国憲法9条の存在感が脅かされていますが、北東アジアの非核化の運動が進展するならば、憲法9条を変えさせない世論を激励し高揚させることになると考えます。 　つきましては多数の個人・団体が，この運動の趣旨にご賛同の意思を表明されることを、心よりお願いいたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記 　（１）ポスターの体裁：Ａ２版、４色カラー 　（２）賛同費：個人１口１,０００円 　　　　　　　　 団体１口３,０００円 　　        （賛同1口につきポスター1枚を進呈） 　（３）賛同申込期間：08年２月末〜４月末 　（４）賛同申込みは「意見ﾎﾟｽﾀｰ賛同郵便振替用紙」でお願いします。 　　　または郵便振替口座番号01050-8-46430、名義「非核の政府を 　　　求める京都の会」、「意見ﾎﾟｽﾀｰ賛同」と明記のうえ振込願います。

ページ上へ//トップページへ